皆様は「かくれ脱水」というものをご存知でしょうか。

 

昨今CMやニュースで取り上げられている為、ご存知の方も多いかと思います。

 

テレビ離れが進んでいると言われている現代で、なにそれ？と思う方もいらっしゃると思いますので、

 

今回ご紹介したいと思います。

 

そもそもかくれ脱水とはなにか

 

かくれ脱水とは脱水症状の一歩手前と言われていて、身体に必要な水分が減ってしまっている状態のことを指します。

 

一般的に夏に多いと言われていますが、実際は秋や冬、季節の変わり目でも起こりうると言われています。

 

「なんとなく体調が悪い程度」の場合もあり、発見が難しく本人や周囲の人も気づかない場合もあります。

 

セルフチェックの方法として

・唇がカサカサして乾燥している状態

・口の中がカラカラで乾燥している状態

・手の甲をつまんですぐに元に戻らない（ハンカチをつかむような感じで）　　　　　　　　                                 　　　　　

・爪を押してすぐに変色しない場合

等々があります。

どれも時間のかかるものではないので、こまめにチェックするのがいいと思います。

 

どんな人がなりやすいのか

一般的には以下に該当する方がなりやすいと言われています。

・高齢者の方

・乳幼児や小さな子供

・激しい運動をされる方

・慢性的な疾患を持つ方

・高温環境下で働く方

以上の方がなりやすいと言われてていますが、すべての人がなってしまう恐れがあり

重篤化する危険性があるので、適切な予防と対処法を覚えておくとよいと思います。

 

対処法・予防法

脱水症状になると、多いのは「口の渇き」や「体のだるさ」「立ち眩み」「微熱」「食欲低下」等々があります。

なってしまった場合、医療機関を受診するのは勿論ですが、自分でできる対処法・予防法として代表的なものをいくつか紹介します。

 

・こまめな水分補給（清涼飲料水・スポーツドリンク・水・ハーブティーなど）

・塩分を摂取することで水分の吸収を促進（食事や飲み物）

・経口補水液を使用する（水１リットル　塩３グラム　砂糖２０～４０グラム）

・バランスのとれた食事

・適切な休息と睡眠

以上の方法以外にもいろいろな方法があるかとおもいますがもし、ご自身が「かくれ脱水」かも？

と思ったり、注意しようと思われた方は是非上記の方法を試してみてはいかがでしょうか。

 

汗をよくかく真っ盛りな夏以外にも、季節の変わり目などはうまく汗がかけず熱中症や脱水症状を起こしやすくなります。

マスクが手放せなくなってきている現代ではのどの渇きも気付きにくく、身体の水分にまで気が回らなくなっているかもしれません。

そんな時代だからこそ自分はならないどろうとは思わず、意識的に水分補給をしていただき、体調の変化のも気を配っていただけると幸いです。