外壁と屋根の塗装は同時に施工する?!

2023年04月05日

外壁と屋根は劣化具合が違うけど・・一緒に塗替えしたほうがいいのかな・・と悩んだ時はこのブロクを是非一読ください。

 

外壁塗替え塗装をする理由とは

 

住宅の外壁と屋根は、何らかの仕上げが施されています。

紫外線などから外壁材を守る事、断熱性を高めることが主な目的です。

上塗塗料は種類によって期待耐用年数が異なり、経年劣化によって機能低下や汚れ、塗膜ひび割れ、変色が起きてきます。

塗替えは、劣化した塗膜を回復させ防水性などの機能を高めるためにとても重要な工事になります。

 

 

塗替え工事は同時にやるかやらないかどっち?

 

当社で戸建て住宅塗装を行う場合、外壁だけでなく屋根も一緒に塗装工事を行うことをお勧めしています。

同時に施工するメリットとしては、外壁・屋根ともに工事するには足場仮設工事が必要となりますが、一緒に施工することで足場仮設工事は1回で済むため費用が安くなります。

他にも業者依頼の手間も省けますし、デザインも統一感を出すことができます。

また、デメリットとしては、工期が長くなること、屋根と外壁の塗替えサイクルがズレて、劣化サイクルが屋根・外壁と交互に起きて足場代が余分にかかってきます。

 

 

同時にする理由

屋根は直射日光から受ける太陽光線が大きいのでどうしても外壁より劣化が1.5倍以上早く進むと言われています。調査に行くと、塗装はきれいでも屋根やシーリングが劣化している場合がほとんどです。

そして、塗替え工事をする場合、塗装だけでなく足場・補修・シーリング工事が必要となります。

また塗替え時期が遅れると、塗膜の劣化・破断により水が浸入しひび割れなどの補修工事費用が大きくなる場合もあります。

外壁と屋根を別々で塗装工事を施工する場合、それぞれに足場工事等の費用が必要になってきます。

費用面でも一緒に施工することをお勧めしています。

当社のお勧め塗装は?

 

屋根は劣化が早いので、外壁塗料よりワンランク上の塗料を屋根に塗ることで塗替えのサイクルがほぼ同じになるようにします。

例えば、外壁がシリコン樹脂を選択した場合、屋根はフッ素樹脂塗料、無機塗料をお勧めしています。

もちろんすべて無機フッ素樹脂を選択することも出来ます。

 

使用する塗料には数種類あり、耐用年数がシリコン樹脂塗料で10年~15年程度、フッ素樹脂塗料で15年~20年程度、さらに無機フッ素だと20年~25年、無機塗料だと25年~27年となります。

他にアクリル樹脂塗料やウレタン樹脂塗料もありますが、耐用年数や塗料の性能、また費用対効果が低い面を考慮してシリコン樹脂、フッ素樹脂、無機フッ素樹脂、無機塗料の塗料でお見積りを提案しています。

 

費用はシリコン~フッ素~無機フッ素へ少しずつ高額になります。

高額でも大切な住居保全のためにはある程度性質の高い塗料を塗ることをご提案しています。

耐用年数が違うということは、住宅塗替えの回数が変わってくることになり、それに伴いかかる費用が大幅に変わってくることにもなります。

塗替えの時には必ず足場代金が必要になります。

何回も塗替えるなら高グレードの塗料で塗装して塗替えサイクルを長くすると、最終的に30年経過した時の総支払金額は安くなるのではないでしょうか。

費用だけを考える際には1回当たりの費用だけでなく、その後のメンテナンス費用も含めて家の一生を考えたライフサイクルコストを考えて提案できればと考えています。

不明な点は、弊社担当者がすべて解決いたします。

お気軽にご相談ください。

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