放置すると危険?コンクリートの剥落はすぐに直しましょう!

2025年04月21日

今回はコンクリートの剥落(はくらく)についてご紹介いたします。

 

もし不安な方や、気になる方がいらっしゃったらご覧ください。

 

 

普段お家の壁を注視して生活している方は少ないかと思います。

 

1部分がなくなってしまうと気付く方も多いと思いますが、

 

軽微なものだと、「まだ大丈夫だろう」「気付かなかった」など・・・

 

色々なパターンがあり、いろんな人がいらっしゃるかと思います。

 

ですがコンクリートの剥落を見逃してしまうと、

中に水が侵入し、漏水によって大事な家財道具が汚れたり破損・故障の原因にもなり

進行するとさらなる躯体(建物の骨組み部分や構造体のこと)の劣化を引き起こすことも十分にあり得ます。

こまめにお家の周りを観察したり、気になる点があればすぐ相談すると良いかと思います。

 

ではなぜ、コンクリートのひびや剥落が起きてしまうのか

原因は多種多様にありますが、今回はその中でもコンクリートの中性化についてご紹介いたします。

 

コンクリートの中性化とは

本来PH値が12~13の強アルカリであるコンクリートが雨やUVに晒されることによって

コンクリート内部のカルシウム化合物が大気中の二酸化炭素と反応して徐々にアルカリ性を失っていきます。

更に中性化が進むとコンクリート内部の鉄筋が錆びついて膨張してしまい、ひび割れや剥落を起こす危険性が高まります。

勿論割れて落ちてきたコンクリートに当たってしまえば大ケガに繋がることもあるため

早急に対応して頂くのが良いかと思います。

 

 

どんなふうに補修するのか気になる方もいらっしゃるかと思いますので、

一例ではありますがどんな感じで補修しているかをお見せしたいなと思います。

 

①まず剥落の恐れがある危険な部分を取り除きます。

 

②取り除いた部分を綺麗に清掃致します。

 

③清掃した箇所に補修用の材料を充填するためにプライマー(接着剤のようなもの)を塗っていきます。

 

④補修用の材料を充填します。

 

⑤充填した材料を壁の形に整えて施工完了です。

 

今回はコンクリートの剥落についてご紹介させて頂きました。

ここまで大きく割れてしまっていると遠目で見ても発見することができますが、

微細なひび割れや剥落の兆候に気付くのはなかなか難しいかもしれません。

見つけた際には放置してしまうのではなく早めの対処が大事になってきます。

もし思い当たるところがある方は、ご相談を受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

また御見積も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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