下地処理とは

塗装塗替工事の工程の一部です。

 

下地処理とは素地である壁面などの汚れを落とし、劣化部に処理を施し塗装面の状態を整えるのが目的です。

 

塗料の密着を高めるために行っています。

 

下地調整とも言います。

 


***豆知識***

下地とは 素地(元の下地といいます)や旧塗膜(塗料を塗って作られている膜)のことをいいます


 

下地処理は大切な工程

 

この下地処理を怠ってしまうと、品質の良い高い塗料を塗っても

 

本来の機能の成果を発揮せず、数年で不良が起こる可能性があるのです。

 

塗膜にひびが入ってしまったり、内側の旧塗膜からはがれてしまう可能性もあります。

 

作業内容は

 

  ① 高圧洗浄 強力なエンジン式の高圧洗浄機を使って行います。


***豆知識***

一般家庭用・高圧洗浄機のパワーは8~10MPAの対し

プロ用は15MPA用のパワーあります。


 

高圧洗浄は外壁表面の様々な汚れを落とすことが目的で、コケ、カビ、チョーキングの粉などを落とし、見た目では分からなかった異物を取り除く作業です。

   ②外壁調査を行います。

既存塗膜の種類

外壁補修の程度

モルタルやシーリングの劣化・損傷の程度

クラックと呼ばれるひび割れや下地が浮いてる箇所

欠けていたり爆裂している箇所

鉄部での錆びている箇所

を特定します。

 

   ③ 補修工事を行います。

外壁調査で浮き彫りになった不具合を整えます。

ひび割れを埋めたり、目地のシーリング打ち替え、浮いている部分の浮きを押さえたり、様々な補修を行います。

鉄部はさびを落として表面を丁寧に掃除します。

 

 

 

第一塗装店の下地処理は、最も重要な工程と捉えています。

次の工程である塗装作業前に敵材適所の下地調整材を使用し、時間をかけて行います。

ここを手抜きしますと、数年後に不具合が生じます。

塗装業者を選ぶ時のポイントのひとつとされてはいかがでしょうか。